BLS/ACLSの取り方|院内研修と外部講習
「BLSとACLSってどう違う?」「どこで受講できる?」——多くの看護師が気になるテーマです。BLS・ACLSは急性期看護師の必須資格で、急変対応の自信になります。
この記事では、看護師のBLS・ACLS取得方法を網羅的に解説します。
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目次
BLS(一次救命処置)とは
内容
心停止患者への一次救命処置。
主な項目
- 胸骨圧迫
- AED使用
- 人工呼吸
- 気道確保
対象
医療従事者・一般市民。
認定機関
- AHA(米国心臓協会)
- 日本心臓財団
ACLS(二次救命処置)とは
内容
医療現場での二次救命処置。
主な項目
- 心電図解釈
- 薬剤投与
- 高度な気道確保
- 除細動
対象
医療従事者(医師・看護師)。
認定機関
- AHA
- 日本ACLS協会
BLSの取得方法
方法1 院内研修
病院内のBLS講習。
方法2 AHA認定機関
正式なBLSプロバイダー資格。
方法3 外部研修
民間の研修機関。
受講時間
8時間(1日)。
受講料
15,000〜25,000円。
有効期間
2年(更新必要)。
ACLSの取得方法
方法1 院内研修
大規模病院では院内開催あり。
方法2 AHA認定機関
正式なACLSプロバイダー資格。
方法3 外部研修
民間機関での開催。
受講時間
16時間(2日)。
受講料
50,000〜80,000円。
有効期間
2年(更新必要)。
受講条件
BLSプロバイダー資格保有。
BLS・ACLSの違い
| 項目 | BLS | ACLS |
|---|---|---|
| 対象 | 一次救命処置 | 二次救命処置 |
| 受講時間 | 8時間 | 16時間 |
| 受講料 | 15,000〜25,000円 | 50,000〜80,000円 |
| 受講条件 | なし | BLS必要 |
| 主な処置 | 胸骨圧迫・AED | 薬剤・除細動 |
| 対象者 | 全医療従事者 | 主に医師・看護師 |
院内研修と外部講習の比較
院内研修
メリット
- 業務時間内
- 受講料無料 or 補助
- 同僚と一緒
- 病院の急変対応に直結
デメリット
- 開催頻度が限定
- 公的認定がない場合も
外部講習(AHA認定)
メリット
- 公的な認定
- 国際的に通用
- 転職時の評価
デメリット
- 自費
- 業務外の時間
- 講習会場までの移動
受講のタイミング
新人時代
- BLSは1年目で取得推奨
中堅時代
- ACLSは3〜5年目で取得
急性期看護師
- BLS・ACLS両方推奨
ICU・救急看護師
- 両方必須レベル
受講の流れ
ステップ1 機関選定
- 院内or外部
- AHA認定機関
ステップ2 申込
- ウェブサイト or 電話
ステップ3 受講料支払い
ステップ4 事前学習
- 教材の予習
ステップ5 受講
- 1〜2日間
ステップ6 試験
- 筆記+実技
ステップ7 認定
合格でプロバイダーカード。
ステップ8 更新
2年ごと。
BLS・ACLSの内容
BLSの実技
- 胸骨圧迫(深さ・速さ)
- AEDの使い方
- 人工呼吸
- 気道確保
ACLSの実技
- 心電図モニタリング
- 薬剤投与の判断
- 除細動
- 気管挿管
試験内容
- 筆記試験
- 実技試験(シナリオ対応)
BLS・ACLSの更新
更新の必要性
2年ごとの更新。
更新内容
- 短時間の研修
- 試験
更新を怠ると
資格失効、再取得必要。
看護師がBLS・ACLSを取得するメリット
メリット1 急変対応の自信
業務での自信。
メリット2 患者安全
救命率向上。
メリット3 業務評価
院内での評価。
メリット4 転職での評価
中途採用での強み。
メリット5 専門資格への準備
認定看護師の前段階。
BLS・ACLS取得の体験談
院内研修
25歳/新人看護師
“1年目でBLSを院内研修で取得。費用無料、業務時間内で受講できて助かった。”
外部講習
30歳/急性期病棟
“ACLSを外部講習で取得。AHA認定で、転職時に評価された。”
ICU看護師
35歳/ICU
“BLS・ACLSは必須。定期的な更新で、急変対応に自信が持てる。”
救急看護認定看護師
40歳/救急外来
“BLS・ACLSに加えて、PALS・JPTECも取得。救急のスペシャリストとして活躍。”
BLS・ACLS以外の救命系資格
PALS(小児二次救命)
小児科看護師向け。
NCPR(新生児蘇生法)
NICU看護師向け。
JPTEC(外傷救命)
救急現場向け。
MCLS(多数傷病者対応)
災害医療向け。
ICLS
医師主導の救命研修。
BLS・ACLS取得のコツ
コツ1 事前学習
教材の予習で理解度UP。
コツ2 同僚との練習
シナリオ対応の練習。
コツ3 心電図の理解
ACLSは心電図必須。
コツ4 筆記試験対策
過去問。
コツ5 実技の練習
体に動きを覚えさせる。
取得後の業務での活用
活用1 急変対応
冷静な判断。
活用2 後輩指導
教えることで定着。
活用3 病棟内での研修講師
院内研修の講師。
活用4 学会発表
経験を発信。
活用5 認定看護師への準備
救急・集中ケア認定看護師。
BLS・ACLSの取得を支援する病院
大学病院
- 院内研修開催
- 外部講習費補助
大規模民間病院
- 院内研修
- 一部補助
中小病院
- 自費取得が多い
補助の確認
求人票・就業規則で。
よくある質問(FAQ)
Q. BLSは新人看護師に必要?
A. 推奨。1年目で取得が望ましい。
Q. ACLSは難しい?
A. BLSより高度。ただし計画的に学べば取得可能。
Q. 受講料の補助はある?
A. 大学病院・大規模病院は補助あり。
Q. 更新を忘れたら?
A. 失効。再取得が必要。
Q. 海外でも通用する?
A. AHA認定なら国際的に通用。
Q. 看護師なら必須?
A. 急性期は必須レベル。慢性期・クリニックは推奨。
まとめ
看護師のBLS・ACLSは、急変対応の必須資格です。BLSは1日8時間・15,000〜25,000円、ACLSは2日16時間・50,000〜80,000円で取得可能。院内研修と外部講習の選択肢があり、AHA認定なら国際的に通用します。
新人時代にBLS、中堅でACLSを取得し、2年ごとの更新を継続することで、急性期看護師としての専門性を維持できます。患者安全・業務評価・転職での評価——多面的なメリットがある重要な資格です。
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最終更新日: 2026-04-29
執筆: こえば編集部 看護師ライターチーム
