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認定看護師とは|分野一覧・取得方法・年収アップ

「認定看護師ってどんな資格?」「年収はどれくらい上がる?」——多くの看護師が気になるテーマです。認定看護師は専門領域での高度な実践能力を認定する資格で、キャリアアップ・年収アップの強力な武器になります。

この記事では、認定看護師について、21分野一覧・取得方法・教育課程・年収アップ効果まで網羅的に解説します。


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目次

認定看護師とは

定義

特定の専門分野において、熟練した看護技術と知識を持つ看護師。日本看護協会の認定。

役割

  • 実践: 高度な看護技術
  • 指導: 後輩・他職種への指導
  • 相談: 看護問題の相談対応

認定看護師数

全国で約25,000人(2024年時点)。

認定の有効期間

5年。更新が必要。


認定看護師の21分野

1. 救急看護

救急医療現場での看護実践。

2. 集中ケア

ICU・救命センターでの重症患者ケア。

3. 緩和ケア

がん患者・終末期患者のケア。

4. 皮膚・排泄ケア

褥瘡・ストマ・失禁ケア。

5. 感染管理

院内感染予防・対策。

6. 糖尿病看護

糖尿病患者の生活指導・自己管理支援。

7. がん化学療法看護

抗がん剤治療の看護。

8. がん放射線療法看護

放射線治療の看護。

9. 認知症看護

認知症患者のケア。

10. 摂食嚥下障害看護

嚥下障害患者のケア。

11. 透析看護

透析患者の看護。

12. 慢性呼吸器疾患看護

COPD等の患者ケア。

13. 慢性心不全看護

心不全患者の看護。

14. 不妊症看護

不妊治療の看護。

15. 母性看護

妊産婦・新生児ケア。

16. 新生児集中ケア

NICU。

17. 小児救急看護

小児の救急医療。

18. 救急看護(再掲)

19. 訪問看護

在宅医療。

20. 手術看護

オペ室の看護。

21. 乳がん看護

乳がん患者のケア。

(注: 2020年から特定行為研修と統合された新分野もあり)


認定看護師の取得条件

条件1 看護師免許

看護師としての登録。

条件2 看護師経験

5年以上の通算経験。

条件3 専門領域経験

3年以上の専門領域経験。

条件4 認定看護師教育課程修了

指定機関での研修。

条件5 認定試験合格

筆記試験・実技試験。


認定看護師教育課程

期間

6か月〜1年(集中型)、または1〜2年(分散型)。

受講料

約100万円(機関による)。

内容

  • 共通科目(看護管理、医療安全等)
  • 専門科目(分野別)
  • 演習・実習

受講機関

  • 日本看護協会
  • 大学・大学院
  • 専門教育機関

全国の教育機関

各都道府県に分布。地方は限定的。


認定看護師の取得期間と費用

取得までの期間

  • 経験年数の積み重ね: 5〜8年
  • 教育課程: 6か月〜1年
  • 試験対策: 数か月

合計: 6〜9年

取得までの費用

  • 受講料: 100万円
  • 教材費: 10〜20万円
  • 試験受験料: 数万円
  • 交通費・滞在費: 数十万円(地方在住の場合)

合計: 100〜200万円

病院の支援

  • 受講料補助: 50〜100%
  • 給与継続(出張扱い)
  • 交通費・滞在費補助

認定看護師の年収

資格手当

月3〜10万円(分野・病院による)。

年収アップ効果

年36〜120万円。

認定看護師の総年収

  • スタッフ認定看護師: 600〜700万円
  • 主任以上の認定看護師: 700〜850万円
  • 病棟師長の認定看護師: 800〜950万円

投資回収期間

3年で投資回収可能。10年で1000万円超のプラス。


認定看護師取得のメリット

メリット1 専門性の証明

業界で認知された資格。

メリット2 給与アップ

月3〜10万円の手当。

メリット3 キャリアの広がり

専門領域での活躍。

メリット4 教育・指導役

後輩・他職種への指導。

メリット5 学術的な成長

研究・発表の機会。

メリット6 転職での評価

中途採用での強い武器。

メリット7 自己実現

専門家としての満足感。


認定看護師取得のデメリット

デメリット1 経済的負担

100万円超の費用。

デメリット2 時間的負担

6か月〜1年の研修。

デメリット3 受講の地理的制約

教育機関が限られる。

デメリット4 試験の難易度

合格率は分野により異なる。

デメリット5 病院の支援なし

中小病院では費用負担が個人。


認定看護師の選び方(分野選択)

軸1 自分の興味

長く専門性を深められる分野。

軸2 現在の経験

3年以上の専門領域経験。

軸3 病院での需要

病院が支援する分野。

軸4 業界での需要

転職時の市場価値。

軸5 人気分野

  • 緩和ケア
  • 感染管理
  • 皮膚・排泄ケア
  • 糖尿病看護
  • 救急看護

認定看護師取得の流れ

ステップ1 看護師経験5年以上+専門領域経験3年以上

ステップ2 教育課程の選定

希望分野の教育機関。

ステップ3 受験申込

機関の選考(書類・面接)。

ステップ4 受講

6か月〜1年の研修。

ステップ5 認定試験

筆記・実技。

ステップ6 認定登録

合格後、日本看護協会に登録。

ステップ7 5年ごとの更新

研修・実践報告で更新。


認定看護師の体験談

緩和ケア認定看護師

35歳/10年目で取得
“緩和ケアに興味があり、認定看護師を目指しました。研修費は病院が80%補助。年収が90万円アップ。”

感染管理認定看護師

40歳/15年目で取得
“コロナ禍で感染管理の重要性を実感。資格取得して、病院全体の感染対策を主導。”

救急看護認定看護師

30代/8年目で取得
“救急看護のスペシャリストを目指して取得。給与アップだけでなく、後輩指導でやりがいも。”

透析看護認定看護師

38歳/透析クリニック勤務
“透析クリニックで認定看護師。患者教育、スタッフ指導の中心として活躍。”


認定看護師の更新

更新条件

  • 5年で実践時間の確保
  • 研修受講
  • 実践報告書の提出

更新手数料

数万円。

更新できないケース

実践時間不足、研修不足。

更新の重要性

更新できないと「認定看護師」を名乗れない。


認定看護師の役割

病棟内

  • 専門的な看護実践
  • スタッフ教育
  • 看護計画の立案
  • 困難事例の相談対応

病院全体

  • 多職種連携
  • 院内研修の講師
  • 委員会の中心

業界

  • 学会発表
  • 研究
  • 後進育成

認定看護師と特定行為研修

統合の動き

2020年から、認定看護師教育課程が特定行為研修と一体化された分野が登場。

新たな認定看護師

  • B課程: 特定行為研修なし
  • A課程: 特定行為研修あり

A課程のメリット

医師の包括指示で特定行為が可能。さらに高度な実践。


認定看護師のキャリアアップ

認定看護師→専門看護師

大学院修士課程に進学。

認定看護師→管理職

主任・師長への昇進。

認定看護師→教員

看護学校・大学教員。

認定看護師→起業

訪問看護ステーション、コンサル。

認定看護師→海外活動

国際協力。


認定看護師の市場価値

転職時

  • 即戦力として高評価
  • 年収アップ交渉
  • 配置の優遇

看護師業界での認知

患者・他職種から「専門家」として認められる。

キャリア継続

長期勤続を期待される。


認定看護師取得を支援する病院

大学病院

研修費全額補助、出張扱い。

公立病院

研修費の一部補助。

大規模民間病院

経営方針による(補助あり/なし)。

中小病院

支援なしのケース多い。

認定看護師に手厚い病院の選び方

  • 求人票で「認定看護師研修支援あり」
  • 看護部の方針確認
  • 在籍する認定看護師数

認定看護師取得への準備

準備1 経験年数の確保

専門領域で3年以上。

準備2 病院の支援確認

研修費補助、出張扱い。

準備3 受講機関の調査

希望分野の教育機関、受験要件。

準備4 経済的準備

研修費・生活費。

準備5 家族との対話

長期研修の理解。

準備6 学習開始

専門書、論文。


認定看護師取得後のキャリア

キャリア1 スタッフ認定看護師

現場での専門的看護実践。

キャリア2 認定看護師+管理職

主任・師長への昇進。

キャリア3 認定看護師+教育担当

院内教育の中心。

キャリア4 認定看護師+学術活動

学会発表、研究。

キャリア5 認定看護師+講師業

看護学校・研修講師の副業。


認定看護師に向く看護師

向く特徴

  • 学習意欲が高い
  • 専門性を深めたい
  • 後輩指導に興味
  • 学術活動への関心
  • 長期勤続志向

向かない特徴

  • 経済的余裕がない
  • 学習時間を取れない
  • 管理職志向
  • 異業種転身希望

認定看護師取得を諦めない

障害1 経済的負担

→ 病院の補助制度活用、奨学金

障害2 時間的余裕

→ 計画的に経験積み

障害3 家族の理解

→ 長期的なキャリアプラン共有

障害4 病院の支援なし

→ 転職検討、自費取得


よくある質問(FAQ)

Q. 認定看護師の取得は難しい?

A. 経験年数+研修+試験の道のりだが、計画的に進めれば可能。

Q. 受講料は誰が払う?

A. 病院の補助があれば一部負担。なしなら全額自己負担。

Q. 認定看護師の年収アップは?

A. 月3〜10万円の手当で年36〜120万円アップ。

Q. どの分野が人気?

A. 緩和ケア・感染管理・皮膚排泄・糖尿病・救急。

Q. 取得後すぐ活躍できる?

A. 病院の体制次第。専門性を活かせる病院を選ぶ。

Q. 認定看護師と専門看護師の違いは?

A. 専門看護師は大学院修了、より高度な専門性。


まとめ

認定看護師は、21分野で高度な看護実践能力を認定された資格です。経験5年以上+専門領域3年以上+教育課程6か月〜1年+認定試験合格で取得。

研修費約100万円ですが、病院の補助で一部負担。年収は月3〜10万円アップで、3年で投資回収。専門性・キャリアの広がり・後輩指導の役割など、看護師として深化する道として強くおすすめです。長期計画で取得を目指してください。


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最終更新日: 2026-04-29
執筆: こえば編集部 看護師ライターチーム

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