看護師の入職前準備|初日に持っていくものリスト
「入職前に何を準備すればいいの?」「初日に何を持っていけばいい?」——転職が決まった看護師の多くが直面する実務的な疑問です。新しい職場で気持ちよくスタートするためには、書類準備・持ち物・心構えの3つを整えることが大切。準備不足だと、初日に焦ったりトラブルになったりします。
この記事では、看護師の入職前準備を、書類・持ち物・心構えまで網羅的に解説します。初日に持っていくものリストつき。これから入職を控えた方、初出勤に不安がある方に向けた実務情報です。
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目次
入職前に準備する書類
病院から指定される書類
- 入職誓約書: 採用条件の確認と承諾
- 身元保証書: 身元保証人の署名・捺印が必要
- 緊急連絡先: 家族の連絡先
- 個人情報関連書類: マイナンバー、住民票
- 健康診断書: 入職前3か月以内のもの
- 看護師免許証のコピー: 原本提示の場合も
- 通勤経路届: 通勤手当の計算用
自分で用意する書類
- 年金手帳: 厚生年金の引き継ぎ
- 雇用保険被保険者証: 雇用保険の引き継ぎ
- 源泉徴収票: 前職分(年内転職の場合)
- 健康保険被扶養者届: 扶養家族がいる場合
- 印鑑: 認印、銀行印
受け取る書類
- 健康保険証: 入職後数日〜数週間で発行
- 社員証・名札: 初日または数日後
初日に持っていくものリスト
入職初日の朝、忘れずに持っていきたいものを整理します。
必須持ち物
- [ ] 入職に必要な書類一式
- [ ] 印鑑(認印、銀行印)
- [ ] 看護師免許証
- [ ] 筆記具(黒のボールペン、シャーペン、メモ帳)
- [ ] 携帯電話(緊急連絡用)
- [ ] 通勤定期券・通勤費(該当者)
- [ ] 学歴・職歴がわかる書類
業務関連
- [ ] ナース服(自前または病院支給)
- [ ] ナースシューズ(白、滑りにくいもの)
- [ ] ストッキング・靴下
- [ ] 名札(支給される場合は不要)
- [ ] 聴診器(自前)
- [ ] ペンライト
- [ ] ナースウォッチ(秒針付き)
- [ ] ハサミ(医療用)
- [ ] メジャー
- [ ] 印鑑(押印用)
個人用品
- [ ] お弁当(または昼食代)
- [ ] 飲み物(水筒またはペットボトル)
- [ ] ハンカチ・ティッシュ
- [ ] エコバッグ(資料持ち帰り用)
- [ ] 手指消毒用ジェル(自分用)
あれば便利
- [ ] 看護技術の参考書・ポケットマニュアル
- [ ] 略語リスト・薬剤辞典(電子版でも)
- [ ] 院内地図(事前にもらえれば)
- [ ] 連絡先メモ(プリセプター・上司)
入職前に準備したい心構え
心構え1 完璧を目指さない
新しい職場では誰もが新人。失敗を恐れず、学ぶ姿勢を持つ。
心構え2 メモの習慣
業務中に得た情報をメモする習慣を身につける。
心構え3 質問を恐れない
「初めてだから」と質問できる貴重な時期。遠慮せず聞く。
心構え4 体調管理を最優先
新しい環境のストレスに対応するため、睡眠・食事を意識的に。
心構え5 同僚との関係構築
朝の挨拶、休憩時間の会話など、関係づくりを意識する。
心構え6 プリセプター・上司への礼儀
最初の印象が大切。丁寧な姿勢を意識。
入職前に学んでおきたいこと
病院の基本情報
- 病院の歴史・理念
- 診療科・病棟構成
- 病院の規模・特色
- 公式ホームページ・SNS
配属予定病棟の情報
- 病棟の特徴
- 担当する診療科
- 平均的な患者層
看護技術の復習
- 採血・点滴の手順
- バイタル測定
- 看護記録の書き方
- 急変対応の基本
院内マニュアル(送付された場合)
- 業務マニュアル
- 感染対策マニュアル
- 医療安全マニュアル
入職前1か月のスケジュール
1か月前
- 健康診断の受診
- 各種書類の準備
- ナース服・備品の購入
- 病院の情報収集
2週間前
- 通勤ルートの確認
- 当日の服装の準備
- 心構えの整理
1週間前
- 持ち物の最終チェック
- 書類の最終確認
- 体調管理(風邪予防、十分な睡眠)
前日
- 早めの就寝
- 持ち物の最終確認
- 当日の服装の準備
- 通勤時間の余裕を持った計画
初日の流れ
集合時間
通常、始業時間の30分前。早すぎず遅すぎずの15分前に到着が無難。
朝の流れ
- 受付で来意を伝える
- 人事担当者との面談
- 書類提出
- 院内見学
- 配属先紹介
- 同僚との挨拶
昼休憩
オリエンテーションの一部として組まれている場合が多い。
午後の流れ
- 配属先での業務紹介
- プリセプターとの初顔合わせ
- 当日の振り返り
退勤時
- 翌日の予定確認
- 不明点の質問
- 同僚への挨拶
初日の挨拶
朝のミーティングでの自己紹介
「本日付で入職いたしました◯◯◯◯と申します。前職場では◯年間、◯◯科で勤務していました。新しい職場で、皆様と一緒に頑張りたいと思います。よろしくお願いいたします」
個別への挨拶
「はじめまして、本日入職した◯◯です。よろしくお願いします」と短く明確に。
プリセプターへの挨拶
「本日からよろしくお願いします。たくさん教えていただけると幸いです。よろしくお願いいたします」
入職前の手続き
銀行口座の準備
給与振込用の口座を確認。多くの病院で、特定の銀行を指定するケースがあります。
通勤手段の確認
公共交通機関、自家用車、自転車など。駐車場・駐輪場の有無も確認。
制服の準備
支給される場合と自前の場合がある。色・サイズを事前確認。
健康診断の結果
入職前の健康診断結果を病院に提出。3か月以内のものが標準。
予防接種
医療従事者として必要な予防接種(B型肝炎、麻疹・風疹・水痘・ムンプス、インフル等)を確認。
入職前の引き継ぎ
前職場との関係
退職時の関係性を良好に保つ。後で連絡が必要になることもあるので、丁寧に。
必要書類の受領
- 離職票
- 源泉徴収票
- 健康保険資格喪失証明書
- 退職証明書(必要に応じて)
健康保険の切り替え
退職翌日から、新職場の健康保険に切り替え。間に空白がある場合は任意継続または国民健康保険。
入職前の不安と対処
不安1 業務についていけるか
経験を積んできた看護師でも、新職場では新人。3か月は適応期間と割り切る。
不安2 人間関係に馴染めるか
最初の挨拶を丁寧に、相手の名前を覚える努力を。3〜6か月で馴染む方が多い。
不安3 体力的に持つか
夜勤・残業を含むシフトに体力的に対応できるか。少しずつ慣れていく。
不安4 給与・条件が違ったら
事前に文書で確認した内容を持参。問題があればすぐ確認。
不安5 仕事が合わなかったら
3か月は様子を見る。それでも合わなければ、配置転換や転職も選択肢。
よくある質問(FAQ)
Q. 入職前に何か研修はある?
A. 病院による。事前研修(ePN・自宅学習等)を要求するケースも。
Q. ナース服は自前?支給?
A. 病院による。支給の場合はサイズ確認、自前の場合は事前購入。
Q. 初日に何時に着くべき?
A. 始業時間の15〜30分前が標準。早すぎても遅すぎてもよくない。
Q. お弁当を持参すべき?
A. 病院による。食堂がある場合は不要、ない場合は持参。事前確認。
Q. 入職前に有給は取れる?
A. 試用期間後の付与が一般的。事前に取れることはほぼない。
Q. 緊張で眠れない時は?
A. 入職前の不安は誰もが感じます。深呼吸、軽い運動、温かい飲み物などで対処。
まとめ
看護師の入職前準備は、書類・持ち物・心構えの3つの軸で進めます。書類は不備のないよう早めに準備し、持ち物は当日忘れずに持っていく。心構えとして「完璧を目指さない」「メモを取る」「質問を恐れない」を意識してください。
入職前1か月から段階的に準備し、初日は15〜30分前に到着、丁寧な挨拶でスタート。新しい職場での3か月は適応期間として、自分のペースで慣れていきましょう。準備を整えることで、不安を減らし、新天地で気持ちよくスタートできます。
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最終更新日: 2026-04-29
執筆: こえば編集部 看護師ライターチーム