義肢装具士の仕事内容|オーダーメイドの福祉用具
義肢装具士の仕事内容|オーダーメイドの福祉用具
義肢装具士(PO)は、患者一人ひとりに合わせた義肢装具を製作する職人型のコメディカルだ。本記事では業務を整理する。
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目次
義肢装具士とは
義肢装具士の特徴:
- 国家資格(1987年制定)
- 約5,000人(最少クラス)
- 製作業務が中心
- 養成校3〜4年制
- 男性比率高い
希少な職人型コメディカル。
義肢の製作
義肢製作:
- 義手(前腕・上腕)
- 義足(下腿・大腿)
- 機能義肢
- 装飾義肢
- 小児用義肢
オーダーメイドが基本。
装具の製作
装具製作:
- 短下肢装具
- 長下肢装具
- コルセット
- 上肢装具
- 靴型装具
種類が多く専門性必要。
採型・採寸
採型・採寸:
- 患者に直接接する
- ギプス採型
- 3Dスキャナー
- 計測
- 写真撮影
製作の最初の工程。
陽性モデル製作
陽性モデル製作:
- 陰性型から陽性型を起こす
- 修正・成形
- 解剖学的考慮
- ソケット形状の決定
- 工房作業
技術職としての中核。
試適と適合調整
試適と適合:
- 患者への装着
- フィット感の確認
- 痛み・圧迫の確認
- 動作確認
- 微調整
最も重要な工程。
完成・納品
完成・納品:
- 仕上げ
- 装着方法の指導
- 注意事項の説明
- 保証・アフターサービス
- 患者の表情を見届ける
「完成」の達成感。
修理・メンテナンス
修理・メンテナンス:
- 経年劣化対応
- 体型変化対応
- パーツ交換
- 技術更新(最新パーツへ)
- 長期サポート
長期付き合いが基本。
チーム医療連携
連携:
- 医師(リハ医・整形外科医)
- PT・OT(機能評価)
- 看護師(日常使用)
- ケアマネ(介護計画)
- 患者・家族
多職種カンファレンス参加。
働く場所
主な働く場所:
- 義肢装具製作所
- リハビリ専門病院
- 大学病院(一部)
- 福祉用具メーカー
- 海外協力(JICA等)
製作所が圧倒的多数。
まとめ
義肢装具士は、患者一人ひとりの体に合わせた福祉用具を作る職人型のコメディカルだ。手技・技術・対人対応の総合力が求められる希少な職業である。
「ものづくり」と「医療」の両方に興味がある人に向く職業だ。