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介護職の面接対策|よく聞…

介護職の面接対策|よく聞かれる質問と回答例

介護職の面接は、採用担当者(主任・施設長・人事担当)との対話で、人柄・スキル・キャリア目標が総合的に評価されます。事前準備をしっかりすれば、合格率を大きく上げられます。

この記事では、介護職面接でよく聞かれる定番質問15問を、意図と模範回答例で解説し、自分から質問すべき内容もまとめます。


面接の流れ

標準的な流れ

  1. 受付・待機(5〜10分)
  2. 面接官の入室・自己紹介(2〜3分)
  3. 志望動機・自己PR(5〜10分)
  4. 業務経験・スキル確認(10〜15分)
  5. キャリア目標・退職理由(5〜10分)
  6. 逆質問(5〜10分)
  7. 退室(2〜3分)

合計30〜40分程度が標準です。


定番質問1:志望動機

意図

施設の特徴を理解しているか・本気度を測る

回答例

「貴施設の『看取り介護加算Ⅰ取得・全室個室・ユニットケア』の特徴に共感しました。前職の特養で看取り介護に関わる中で、より個別性の高いケアを実現する貴施設で、看取りの専門性を深めたいと考えております。」

施設の具体的な特徴+自分の経験との接点+今後の意欲、の3要素で構成。


定番質問2:退職理由(現職を辞める理由)

意図

ネガティブ転職ではないか・問題人物ではないかを確認

回答例

「前職での経験は確実に成長につながりましたが、ケアマネを目指すキャリアパスがより明確な貴施設で、次の段階に進みたいと考えました。」

前職への悪口は厳禁。ポジティブな理由付け。


定番質問3:自己PR

意図

スキル・人柄・職場での貢献の見極め

回答例

「私の強みは認知症ケアの専門性です。前職のGH3年間で認知症介護実践者研修を経て、BPSD対応の経験を蓄積しました。貴施設のユニットケアでも、この専門性を活かして個別ケアの質向上に貢献したいです。」

強み+エピソード+貢献の3点で構成。


定番質問4:あなたの長所と短所

意図

自己分析能力と素直さの確認

回答例

「長所は観察力で、利用者の小さな変化に気づき、医療職への申し送りに活かしてきました。短所は完璧主義な傾向で、業務に時間がかかりがち。最近はICT記録ツール活用で記録時間を短縮するよう改善しています。」

短所は改善努力とセットで伝えるのがコツ。


定番質問5:キャリア目標(5年後・10年後)

意図

長期定着志向と計画性の確認

回答例

「3年以内にケアマネジャーを取得し、5年後には施設内ケアマネとして活躍したいです。10年後にはユニットリーダー・主任職を経験し、施設長候補として貢献できる人材になりたいと考えております。」

具体的な資格・役職を明示することで計画性を示します。


定番質問6:なぜ介護を選びましたか?

意図

介護への動機・継続意欲の確認

回答例

「祖母の在宅介護を家族で支えた経験から、専門的な介護を学びたいと考えました。介護福祉士取得後5年間、特養での勤務を通じて、人の人生の最後に深く関わる仕事への意義を実感しています。今後も介護のプロとして長く続けたいです。」

具体的なきっかけ+続ける意義を伝えます。


定番質問7:夜勤対応は可能ですか?

意図

施設の運営に必要な勤務体制への対応力

回答例

「前職で月8〜10回の夜勤を担当しており、夜勤帯の業務には問題なく対応できます。健康管理・生活リズム管理にも気を配っており、長期的に夜勤を続けられる体力があります。」

経験+健康管理意識をセットで伝えます。


定番質問8:認知症の利用者への対応経験

意図

認知症ケアの理解度

回答例

「前職のGHで認知症の方9名のケアを担当し、認知症介護実践者研修を受講しました。BPSD(行動・心理症状)対応では、パーソンセンタードケアの考え方を活かし、本人の尊厳を尊重した対応を心がけてきました。」

具体的な経験+研修受講+理念の3点で。


定番質問9:腰痛・体調管理

意図

長期的な就業可能性の確認

回答例

「現在腰痛はなく、ボディメカニクス・リフト活用・二人介助の徹底で予防に取り組んでいます。週2回の運動習慣で体力管理もしており、健康診断も毎年異常なしです。」

予防意識+健康管理を伝えます。


定番質問10:ストレス対処法

意図

メンタル耐性・自己ケア能力

回答例

「ストレスを感じた時は、職場の主任や同僚に相談する習慣があります。プライベートでは週末の運動と家族との時間で気分転換しており、看取り後の喪失感などはチームでのデブリーフィングで処理しています。」

複数の対処法を持つことを示します。


定番質問11:チームでの役割

意図

協調性・チームワーク

回答例

「前職ではユニットサブリーダーとして、新人指導と多職種連携を担当しました。看護職・リハ職・栄養士との情報共有を密にし、ケアプランへの反映に貢献。チームの中で『情報のハブ役』を意識しています。」

具体的な役割+貢献を示します。


定番質問12:資格取得計画

意図

成長意欲・キャリア志向

回答例

「現在介護福祉士・実務者研修・認知症介護実践者研修を取得済みです。次は5年経験を満たしてケアマネ受験を目指しており、教材も準備しています。」

具体的な計画を示すことで意欲をアピール。


定番質問13:採用後すぐにできること

意図

即戦力性

回答例

「身体介護全般・記録業務・夜勤対応は前職経験でカバーできます。新しい施設のICT記録ツール・施設特有のルールには2〜3週間で慣れる予定です。プリセプター経験もあるので、新人指導もお任せください。」

具体的な業務範囲を示します。


定番質問14:他に応募している施設は?

意図

転職活動の本気度・施設選びの方向性

回答例

「数施設の選考が進んでいますが、貴施設のユニットケアの理念が最も自分の目指す方向と合致すると感じております。」

複数応募していることは率直に伝えてOK。本命であることを示すのが大切。


定番質問15:何か質問はありますか?

意図

施設への関心度・疑問点の解消

良い質問例

  • 「月の夜勤回数の平均はどれくらいですか?」
  • 「処遇改善加算の配分ルールはどうなっていますか?」
  • 「教育・研修制度はどのように整備されていますか?」
  • 「主任への昇進機会はありますか?」
  • 「ICT記録ツールはどちらを使っていますか?」

NG質問例

  • 「給料はいくらもらえますか?」(あまりにストレート)
  • 「残業はないですか?」(働く意欲を疑われる)
  • 「いつから働けばいいですか?」(内定後に話す内容)

質問は3〜5つ用意しておきます。


自分から質問すべき内容

給与・待遇

  • 月給の内訳(基本給・各種手当)
  • 賞与(年何か月分)
  • 退職金制度
  • 処遇改善加算の配分

勤務条件

  • 月の夜勤回数
  • 残業の実態
  • 有給取得率
  • 年間休日数

教育・キャリア

  • プリセプター制度
  • 資格取得支援
  • 研修費用補助
  • 昇進機会

職場環境

  • 離職率
  • 職員の平均勤続年数
  • ICT記録ツール
  • 福祉用具(リフト等)

これらを面接で確認することで、入職後のミスマッチを防げます。


面接時の服装・身だしなみ

服装

  • 男性:ビジネススーツ・白シャツ・ネクタイ
  • 女性:パンツスーツまたはジャケット+スカート

身だしなみ

  • 髪は整える(長髪は結ぶ)
  • 爪は短く清潔
  • 香水控えめ
  • ナチュラルメイク
  • 清潔な靴

介護業界も「清潔感」を重視するため、身だしなみは丁寧に整えます。


まとめ

介護職の面接は、定番質問15問への準備で大きく合格率が変わります。施設の特徴を調べ、自分のキャリア目標を整理し、具体的なエピソード・数値で答える準備をしてください。

逆質問も合格率を上げる重要な要素。給与・待遇・勤務条件・教育・職場環境の4軸で質問を用意し、入職後のミスマッチを防ぐ判断材料にしてください。


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最終更新日: 2026-04-29
執筆: こえば編集部 介護ライターチーム

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