職場環境
保育士の離職率|データと…

保育士の離職率|データと改善の現状

保育士の離職率|データと改善の現状

「保育士は離職率高い」と言われる業界。実態のデータと改善の動きを解説します。離職率の低い園の特徴を知れば、職場選びに活かせます。


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目次

業界の離職率

業界全体

  • 年10〜12%
  • 全産業平均より高め
  • 改善傾向にあり

過去の推移

  • 2015年: 14.5%
  • 2020年: 11.8%
  • 2025年: 10.5%
  • 改善続く

改善の要因

  • 処遇改善加算
  • 配置基準改善
  • ICT化
  • 業界の意識変革

離職の影響

  • 職場の安定性
  • 保育の質
  • 残った職員への負担
  • 法人の経営

施設別の離職率

公立保育園

  • 年5〜8%
  • 業界最低
  • 安定した働き方

大手法人

  • 年10〜12%
  • 業界平均
  • 改善進行

中規模認可

  • 年12〜15%
  • 業界平均超え
  • 改善進行

中小認可

  • 年15〜20%
  • 高離職率
  • 課題大

認可外

  • 年20〜30%
  • 業界最高水準
  • 法人による差

小規模保育

  • 年8〜12%
  • 規模小さく安定
  • ゆとりある環境

認定こども園

  • 年12〜15%
  • 教育色強で業務多
  • 改善進行

年代別の離職率

20代

新卒〜3年目

  • 年20〜25%
  • 業界最高離職率
  • 適応難・人間関係

4〜7年目

  • 年12〜15%
  • キャリア節目
  • 給与・専門性

30代

8〜12年目

  • 年8〜10%
  • 主任候補・出産
  • 安定期

13〜17年目

  • 年5〜8%
  • ベテラン
  • 役職就任

40代以上

  • 年5〜8%
  • 安定したキャリア
  • 体力面での退職も

男性保育士

  • 全年代平均7〜10%
  • 女性より低め
  • 長期勤続傾向

離職の原因

1位: 人間関係(35%)

  • お局保育士
  • 主任との確執
  • 派閥
  • 同僚関係

2位: 給与(20%)

  • 業界平均より低い
  • 昇給の遅さ
  • 専門性に見合わない

3位: 業務量(15%)

  • 残業・持ち帰り
  • 行事準備
  • 配置不足

4位: 保護者対応(10%)

  • モンスターペアレント
  • クレーム対応
  • メンタル消耗

5位: ライフイベント(10%)

  • 結婚
  • 出産・育児
  • 介護
  • 引越し

6位: 健康(5%)

  • 腰痛
  • メンタル不調
  • 慢性疲労

7位: その他(5%)

  • 法人方針
  • キャリア
  • 自己実現

改善の動き

国の政策

  • 処遇改善加算I/II/III/IV
  • 配置基準改善(2024年)
  • 保育士の処遇向上

業界の改善

  • ICT化(連絡帳・登降園)
  • 業務分担の見直し
  • 持ち帰り業務削減
  • 短時間正職員制度

法人の改善

  • 大手法人の研修制度
  • 福利厚生充実
  • 育休制度拡大
  • メンタルヘルス対策

改善の効果

  • 離職率年14.5%→10.5%(10年で4ポイント改善)
  • 業界平均に近づく
  • 改善継続中

低離職率の園の特徴

1. 給与・処遇

  • 業界平均超え
  • 処遇改善加算フル活用
  • 諸手当充実
  • 退職金あり

2. 業務量

  • ICT導入
  • 業務分担徹底
  • 持ち帰りゼロ
  • 残業月15時間以内

3. 人間関係

  • 法人方針で対策
  • ハラスメント対策
  • 同僚の支え合い
  • 主任の人柄

4. キャリアパス

  • 明確な昇進制度
  • 研修制度
  • 専門性発揮
  • 主任・園長への道

5. ワークライフバランス

  • 短時間正職員制度
  • 育休制度充実
  • 有給取得率高
  • 家庭優先のマインド

6. 法人方針

  • 経営者の理解
  • 古い慣習見直し
  • 改善への投資
  • 職員第一

体験談

ケース1: 28歳・低離職率の大手法人

“ICT導入・福利厚生フル・主任の人柄良い大手法人。同期もほぼ続いている。”

ケース2: 32歳・離職率高い園で疲弊→転職

“離職率年20%超の中小から低離職率の大手法人へ。職場環境激変。”

ケース3: 35歳・主任(改善派)

“主任就任後、業務分担・休憩確保で離職率半減。”

ケース4: 25歳・新人で離職

“新人時代に人間関係悪い園で離職。次の園で長く続けている。職場選びは大事。”


まとめ

保育士の離職率は業界全体で年10〜12%。改善傾向にあり、過去10年で4ポイント改善しました。

施設別では、公立5〜8%、大手10〜12%、中小15〜20%、認可外20〜30%。低離職率の園は、給与・業務量・人間関係・キャリアパス・WLB・法人方針が良い職場です。

職場選びの軸として「離職率」を加えてください。OBの口コミ・OpenWork・面接で確認可能。長く続けられる職場を選ぶことが、保育士キャリアの基盤です。


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最終更新日: 2026-04-30
執筆: こえば編集部 保育ライターチーム

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