保育士の基本給|計算方法と相場
保育士の基本給|計算方法と相場
「基本給=給料」ではない。保育士の月収は基本給+諸手当+処遇改善加算で構成され、基本給の決まり方を理解することが、年収アップの第一歩です。
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目次
基本給の構造
給与の構成
- 基本給(給料の核)
- 諸手当(通勤・住宅・役職・処遇改善等)
- 賞与(基本給×月数)
- 退職金(基本給×月数×勤続年数)
基本給の決まり方
- 経験年数(俸給表)
- 役職
- 業績評価
- 法人方針
基本給が重要な理由
- 賞与の計算基礎
- 退職金の計算基礎
- 残業代の計算基礎
新卒の基本給
公立
- 21〜23万円/月
- 俸給表に基づく
- 大卒・短大卒で差
私立大手
- 19〜22万円/月
- 法人方針で差
- 都市部の方が高め
私立中小
- 17〜20万円/月
- 規模・地域で差
- 認可外は16〜19万円
諸手当込みの月収
- 公立: 24〜28万円
- 私立大手: 23〜27万円
- 私立中小: 21〜25万円
経験年数別
経験5年(28歳)
- 公立: 24〜26万円
- 私立大手: 22〜25万円
- 私立中小: 20〜23万円
経験10年(32歳)
- 公立: 28〜32万円
- 私立大手: 25〜30万円
- 私立中小: 22〜27万円
経験15年(38歳)
- 公立: 32〜36万円
- 私立大手: 28〜34万円
- 私立中小: 25〜30万円
経験20年(42歳)
- 公立: 35〜40万円
- 私立大手: 30〜36万円
- 私立中小: 27〜32万円
役職別
主任
- 公立: 35〜40万円
- 私立大手: 30〜36万円
副園長
- 公立: 40〜45万円
- 私立大手: 35〜40万円
園長
- 公立: 45〜55万円
- 私立大手: 40〜50万円
- 私立中小: 35〜45万円
役職手当
- 役職手当は基本給とは別
- 月3〜15万円
- 役職により決定
基本給と諸手当の関係
基本給の重要性
賞与計算
- 賞与=基本給×支給月数
- 例: 基本給25万円×4か月=100万円
退職金計算
- 退職金=基本給×月数×勤続年数(法人による)
- 例: 基本給30万円×30年×0.5=450万円
残業代計算
- 残業代=基本給÷月平均労働時間×1.25
- 基本給高いほど残業代も高い
基本給を高くする工夫
- 入職時の交渉
- 経験を活かした給与査定
- 役職昇進
昇給の仕組み
公立(俸給表)
- 4月に1号俸アップ(年5,000〜10,000円)
- 5年で昇格
- 経験豊富な再雇用での再昇給
私立(法人による)
- 年5,000〜10,000円アップ
- 評価による加算もあり
- 資格取得で増額
昇給がない年もある
- 法人の業績次第
- 個人の評価次第
- 認可外では昇給遅い
昇給のタイミング
- 4月の年度始まり
- 資格取得時
- 役職昇進時
基本給アップの方法
1. 経験を積む
- 年功序列の昇給
- 経験5年・10年の節目
- 評価で加算
2. 役職昇進
- クラスリーダー(月+1〜2万円)
- 副主任(月+3〜4万円)
- 主任(月+3〜5万円)
3. 資格取得
- 専門リーダー認定
- 認定保育士
- 法人による加算
4. 転職
- 大手法人へ(基本給アップ)
- 公立採用(俸給表で増)
- 経験を活かした入職時交渉
5. 人事評価
- 業績評価で加算
- 評価面談での自己アピール
- 改善提案・実績作り
体験談
ケース1: 28歳・5年目
「基本給23万円・諸手当込み28万円。賞与3.5か月で年収410万円。」
ケース2: 35歳・主任
「基本給32万円・主任手当4万円・諸手当込み40万円。年収500万円。」
ケース3: 32歳・公立
「公立で基本給28万円・諸手当含めて月35万円。年収450万円。」
ケース4: 38歳・専門リーダー
「基本給28万円+専門リーダー加算4万円・諸手当含めて月38万円。年収470万円。」
まとめ
保育士の基本給は、給与全体の核。経験年数・役職・法人で決まり、賞与・退職金・残業代の計算基礎にもなります。
新卒17〜23万円、経験10年で22〜32万円、主任で30〜40万円。公立が最高水準。
基本給アップの方法は、経験・役職・資格・転職・人事評価。長期的なキャリア戦略で、計画的に基本給を上げてください。
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最終更新日: 2026-04-30
執筆: こえば編集部 保育ライターチーム