保育士の平均年収はいくら?施設別の現実
保育士の平均年収はいくら?施設別の現実
「保育士の平均年収って、結局いくらなの?」——よく聞かれる質問ですが、施設形態で大きく異なります。実態に即した平均値を、施設別に詳しく解説します。
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目次
全国平均
業界全体(2026年)
- 平均年収: 380〜420万円
- 全産業平均(女性): 約400万円
- 経験年数による差大
過去10年の推移
- 2015年: 約320万円
- 2017年: 約350万円(処遇改善加算II)
- 2022年: 約380万円(加算III)
- 2025年: 約410万円(加算IV)
改善の背景
- 国の処遇改善政策
- 業界の人材不足
- 保育の質向上要請
認可保育所の平均年収
平均
- 380〜420万円
- 経験5年: 360〜400万円
- 経験10年: 400〜450万円
主任クラス
- 450〜500万円
園長クラス
- 550〜700万円
業界の比重
認可保育所は業界の中核。多くの保育士が勤務する基準となる業態。
給与の安定性
- 公定価格で運営費が決まる
- 給与の変動少ない
- 安定したキャリア
認定こども園
平均
- 400〜440万円
- 教諭免許所持で+30万円
4類型の差
幼保連携型
- 平均420〜460万円
- 教育色強く給与高め
幼稚園型
- 平均400〜440万円
- 教育色強い
保育所型
- 平均380〜420万円
- 保育色強い
地方裁量型
- 平均360〜420万円
- 自治体の裁量
主任・園長
- 主任: 470〜520万円
- 園長: 600〜750万円
企業主導型保育
平均
- 380〜430万円
- 法人による差大
大企業設置の場合
- 410〜460万円
- 福利厚生充実
中小企業設置の場合
- 350〜390万円
- 規模による差
主任・園長
- 主任: 430〜480万円
- 園長: 500〜600万円
特徴
- 24時間保育・休日保育で手当多
- 法人の福利厚生が活きる場合
- 規模により待遇差大
小規模保育
平均
- 370〜400万円
- 規模小さく給与抑え目
- 業務量も少ない
A型・B型・C型の差
A型(全員保育士)
- 平均380〜400万円
- 質高く給与も高め
B型(半数以上保育士)
- 平均360〜380万円
- 中間的
C型(家庭的保育者+保育士)
- 平均340〜370万円
- 小規模で給与抑え目
主任・園長
- 主任: 410〜450万円
- 園長: 500〜600万円(規模により)
公立保育園
平均
- 440〜500万円(地方公務員)
- 業界最高水準
経験別
- 22歳・新卒: 350〜380万円
- 30歳・10年目: 460〜500万円
- 40歳・主任: 540〜600万円
- 50歳・園長: 650〜750万円
諸手当
- 通勤手当(全額支給)
- 住宅手当(月1〜3万円)
- 期末・勤勉手当4.5か月
退職金
- 共済組合経由
- 30年勤続で2,000〜2,500万円
特徴
- 業界最高水準
- 手厚い福利厚生
- 異動あり
私立保育園
全体平均
- 380〜420万円
- 法人規模で差大
大手法人(JPホールディングス・グローバルキッズ等)
- 420〜470万円
- 福利厚生充実
中規模法人
- 380〜420万円
- バランス型
中小法人
- 350〜390万円
- 規模・地域差大
主任・園長
- 主任: 450〜520万円
- 園長: 550〜800万円(法人による)
認可外保育施設
平均
- 320〜400万円
- 法人方針で差大
一般的な認可外
- 平均320〜380万円
- 給与抑え目
- 福利厚生限定
24時間保育・夜間保育
- 平均380〜450万円
- 夜勤手当で増加
インターナショナル園
- 平均450〜600万円
- 英語スキル要
病児保育施設
- 平均380〜440万円
- 看護師資格との重複で増加
特徴
- 自由度高い
- 法人方針で個別差大
- 給与は施設による
体験談
ケース1: 28歳・認可保育所
「中規模認可で年収400万円・賞与3か月。」
ケース2: 32歳・認定こども園
「保育教諭で年収430万円。教諭手当が加算されている。」
ケース3: 35歳・公立認可
「公立で年収460万円。退職金もしっかり安心。」
ケース4: 30歳・小規模保育
「小規模で年収380万円。業務量少なくゆとりある働き方。」
ケース5: 38歳・大手法人
「JPホールディングス系で年収440万円。福利厚生充実。」
まとめ
保育士の平均年収は施設形態で大きく異なります。公立保育園が最高水準(440〜500万円)、認可外が最低水準(320〜400万円)。認可保育所・認定こども園・企業主導型は中間で380〜440万円。
業界全体の平均は380〜420万円。これを超えるためには、施設形態の選択・キャリアアップ・専門性の発揮が核です。
施設選びで生涯年収が大きく変わります。現状の年収を業界平均と比較して、必要なら転職を検討してください。
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最終更新日: 2026-04-30
執筆: こえば編集部 保育ライターチーム