介護職の都道府県別年収|稼げる地域ランキング
介護職員の年収は地域によって大きく差があります。都市部は給与水準が高い反面、生活費も高い。地方は給与水準が低めですが生活費も安い。この記事では、都道府県別の介護職員年収をランキング形式で紹介し、地域選びの判断材料を提供します。
都道府県別年収ランキング(介護福祉士)
上位10位(高水準地域)
- 東京都:平均年収430〜480万円
- 神奈川県:平均年収410〜460万円
- 大阪府:平均年収400〜450万円
- 愛知県:平均年収390〜440万円
- 京都府:平均年収380〜430万円
- 兵庫県:平均年収380〜430万円
- 千葉県:平均年収380〜430万円
- 埼玉県:平均年収370〜420万円
- 滋賀県:平均年収360〜410万円
- 福岡県:平均年収360〜410万円
中位10位
11〜20位は330〜380万円帯。地方都市・中規模県。
下位10位(低水準地域)
41〜47位は300〜360万円帯。沖縄・四国・東北の一部。
都市部の特徴
東京都の介護年収
- 介護福祉士平均:430〜480万円
- 主任クラス:550〜650万円
- 施設長:700〜900万円
- 大手チェーンは更に高水準
高水準の理由
- 物価・家賃が高く給与も連動
- 大手介護グループの本部所在地
- 処遇改善加算配分が積極的
- 人材確保のための競争
都市部の生活費
- 家賃:1LDK 12〜18万円
- 食費:月4〜6万円
- 交通費:月1.5〜3万円
- 月の生活費:25〜30万円
額面年収430万円でも、生活費を引いた可処分所得は地方より少ないケースもあります。
地方都市の特徴
福岡県の介護年収
- 介護福祉士平均:360〜410万円
- 主任クラス:450〜540万円
- 施設長:600〜750万円
中水準の理由
- 都市部より給与水準は低め
- 生活費も都市部より安い
- 地域包括ケアシステムの中核
- 求人数は安定
地方都市の生活費
- 家賃:1LDK 5〜8万円
- 食費:月3〜5万円
- 交通費:月1〜2万円
- 月の生活費:15〜20万円
可処分所得では都市部と変わらない、または地方の方が多いケースもあります。
田舎の特徴
東北・四国・九州の田舎の年収
- 介護福祉士平均:320〜380万円
- 主任クラス:400〜480万円
- 施設長:550〜700万円
田舎の特徴
- 給与は低めだが生活費も低い
- 社会福祉法人系が多く福利厚生充実
- 訪問介護のニーズ高い
- 地域住民との関係が密接
田舎の生活費
- 家賃:1戸建て 月3〜5万円
- 食費:月3〜4万円(地産地消で)
- 交通費:月3〜5万円(車必須)
- 月の生活費:12〜15万円
田舎は車関連費用がかかりますが、家賃・食費の安さで月生活費は最も低い地域です。
可処分所得で見た本当の豊かさ
計算例:東京都vs福岡市vs秋田県
東京都(年収430万円・1LDK家賃15万円)
- 額面:430万円
- 手取り:330万円
- 年間家賃:180万円
- 残り:150万円
- 食費・光熱・通信:120万円
- 自由に使える金額:30万円
福岡市(年収380万円・1LDK家賃7万円)
- 額面:380万円
- 手取り:300万円
- 年間家賃:84万円
- 残り:216万円
- 食費・光熱・通信:80万円
- 自由に使える金額:136万円
秋田県(年収340万円・戸建て家賃4万円・車代込み)
- 額面:340万円
- 手取り:270万円
- 年間家賃:48万円
- 残り:222万円
- 食費・光熱・通信:65万円
- 車関連費用:30万円
- 自由に使える金額:127万円
額面では大きな差があるが、可処分所得では地方の方が豊かなケースも。
子育てと地域の関係
都市部の子育て
- 待機児童多い
- 教育費高い(塾・習い事)
- 共働き必須
- 通勤時間長い
地方の子育て
- 待機児童少ない
- 教育費低い
- 自然環境豊か
- 親との同居で支援可能
子育て世代にとって、地方の生活コストパフォーマンスは大きなメリットです。
都市部から地方へのUIターン戦略
移住支援を活用
- 国の移住支援金最大100万円
- 都道府県・市町村の独自支援
- 介護福祉士養成校の学費補助
介護業界での求人
- 都道府県の福祉人材センター
- ハローワーク
- 介護転職サイトの地方求人
移住前の準備
- 現地視察(複数施設見学)
- 移住予定地の生活環境確認
- 子供の教育環境
- 親族の介護への対応
地方からの逆転戦略
地方で年収アップする方法
1. 主任・施設長候補としての登用
地方の中小施設では管理者ニーズが高く、都市部より早く昇進可能。
2. 大手チェーン系統の地方拠点
地方支店で都市部水準の給与を獲得。
3. 訪問介護独立開業
地方は訪問介護需要高く、独立開業の機会が豊富。
4. 認定介護福祉士・主任ケアマネ
地方では希少価値が高く、給与アップが見込める。
5. 公務員(自治体福祉職)
地方自治体の介護職員・福祉指導員。安定した給与・福利厚生。
地域別のキャリア戦略
都市部志向
- 大手チェーン・大手介護グループ
- 高待遇・教育充実
- 認定介護福祉士・主任ケアマネ取得
- 統括マネージャーへのキャリアパス
地方志向
- 社会福祉法人(退職金共済加入)
- 地域包括ケアシステムへの貢献
- 訪問介護・看多機での独立志向
- 50代以降のセカンドキャリア
Uターン志向
- 出身地での介護キャリア
- 親の介護との両立
- 地域への恩返し
地域選びのチェックリスト
経済面
- 額面年収
- 生活費(家賃・食費・交通)
- 可処分所得
- 退職金制度
仕事面
- 求人数・施設の選択肢
- キャリアアップ機会
- 教育・研修
- 介護トレンド
生活面
- 通勤時間
- 自然環境
- 子育て環境
- 親族との距離
- 趣味・娯楽
これらを総合判断して、自分に合う地域を選びます。
まとめ
介護職員の年収は、東京・大阪・愛知の都市部が高く、東北・四国・九州の田舎が低めです。額面では年収100〜150万円の差がありますが、生活費を考慮した可処分所得では地方の方が豊かなケースもあります。
UIターンを活用しながら、自分のライフスタイルとキャリア目標に合う地域を選んでください。
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最終更新日: 2026-04-29
執筆: こえば編集部 介護ライターチーム