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保育士と幼稚園教諭の違い…

保育士と幼稚園教諭の違い|キャリアと給料

保育士と幼稚園教諭の違い|キャリアと給料

「保育士と幼稚園教諭、何が違うの?」——よく聞かれる質問です。両者は対象年齢・業務内容・所管が異なり、キャリアの方向性も違います。認定こども園では両方の資格を持つ「保育教諭」が活躍中。


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目次

両資格の違い

項目 保育士 幼稚園教諭
対象年齢 0〜就学前 3〜就学前
所管 こども家庭庁 文部科学省
資格 国家資格 教員免許(1種・2種・専修)
業務 養護+教育 教育中心
勤務時間 7:00-19:00シフト 8:00-14:00中心
行事
給与水準 380〜420万円 360〜400万円

対象年齢の違い

保育士

  • 0〜就学前(0〜5歳)
  • 全年齢に対応
  • 乳児保育の専門性

幼稚園教諭

  • 3〜就学前(3〜5歳)
  • 教育を中心とした関わり
  • 0〜2歳児の対応経験は少ない

認定こども園では

  • 0〜2歳児: 保育士のみで対応
  • 3〜5歳児: 保育士or 幼稚園教諭で対応
  • 幼保連携型: 両資格ある「保育教諭」が望ましい

業務範囲の違い

保育士の業務

  • 養護(食事・排泄・睡眠・着替え)
  • 教育(集団活動・遊び)
  • 保護者支援
  • 児童票・連絡帳・指導案
  • 0歳児からの育児

幼稚園教諭の業務

  • 教育中心(設定保育・行事・課題活動)
  • 保護者対応
  • 指導要録・教育課程
  • 教育的な遊び

重なる部分

3〜5歳児クラスでは、業務はほぼ同じ。設定保育・行事・保護者対応など。


所管・法的根拠

保育士

  • 児童福祉法
  • こども家庭庁所管(2023年〜、旧厚生労働省・内閣府)
  • 福祉的観点

幼稚園教諭

  • 学校教育法
  • 文部科学省所管
  • 教育的観点

認定こども園

  • 認定こども園法
  • 文科省・こども家庭庁の共管
  • 福祉と教育の融合

給与の違い

保育士

  • 平均380〜420万円
  • 処遇改善加算で上昇傾向

幼稚園教諭

  • 平均360〜400万円
  • 1号認定のみは時間短く給与抑え目

公立の場合

  • 公立保育士: 平均440万円(地方公務員)
  • 公立幼稚園教諭: 平均420万円
  • 退職金は両方厚い

認定こども園

  • 保育教諭(両資格): 410〜450万円
  • 教諭手当が加算される園も

キャリアパスの違い

保育士のキャリア

  • 担任→クラスリーダー→主任→園長
  • 専門リーダー(7分野)
  • 起業・独立

幼稚園教諭のキャリア

  • 担任→主任→副園長→園長
  • 教育担当主任
  • 学校教育系への転換

認定こども園での共通

  • 保育教諭(両資格)で柔軟なキャリア
  • 教育・保育両方の専門性

両方持つメリット

認定こども園で活躍

  • 0〜5歳全年齢対応
  • 教育・保育両方の専門性
  • 給与アップ可能性

求人の幅

  • 認可保育所
  • 認定こども園
  • 幼稚園
  • 認可外

専門性の深化

  • 発達の連続性を理解
  • 教育と保育の融合
  • 多角的な保育観

取得方法

  • 養成校で同時取得(短大・大学)
  • 一方を取得後、追加で他方を取得
  • 経過措置(認定こども園での勤務経験で可能)

認定こども園での働き方

1号認定担当

  • 短時間(8:00〜14:00)
  • 教育中心
  • 行事多彩

2/3号認定担当

  • 長時間(7:00〜19:00シフト)
  • 養護+教育
  • 給食・午睡対応

混合クラス担当

  • 1号と2/3号合同
  • 生活リズム調整
  • 個別配慮多い

体験談

ケース1: 28歳・両資格保有・認定こども園

「保育教諭として年中担任。両資格活かせて年収420万円。教育要素強い保育を実践中。」

ケース2: 35歳・保育士のみ・認可

「保育士10年、年収410万円。乳児保育の専門性深化。0〜5歳全年齢対応できる強み。」

ケース3: 32歳・幼稚園教諭→認可こども園

「幼稚園教諭7年→認定こども園に転職。保育士資格を追加取得して保育教諭に。給与10万円アップ。」

ケース4: 30歳・公立保育士

「公立認可で年収440万円。退職金もしっかり。安定した働き方。」

ケース5: 26歳・新卒・両資格

「養成校で同時取得。新卒で認定こども園。教育要素も保育も学べる環境。」


まとめ

保育士と幼稚園教諭は、対象年齢・所管・業務範囲が異なる別資格。給与は保育士の方がやや高い水準(処遇改善加算の影響)。

認定こども園では、両資格を持つ「保育教諭」が望ましく、給与・キャリアの幅が広がります。これから養成校に入る人は、両方取得を強く推奨。

すでに保育士のみの人も、社会人経由で幼稚園教諭免許を取る道があります(認定こども園での経過措置)。自分のキャリア戦略に合わせて、資格の組合せを検討してください。


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最終更新日: 2026-04-30
執筆: こえば編集部 保育ライターチーム

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