保育士と看護師(園看護師)の連携|チームケアの実務
保育士と看護師(園看護師)の連携|チームケアの実務
園看護師は子どもの健康管理の専門職。保育士との連携が、子どもの安全と健康を守る核です。日常の観察から緊急対応まで、両者の連携が不可欠。
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目次
園看護師の役割
業務範囲
- 子どもの健康観察
- 与薬・処置
- 保健指導
- 感染症対策
- 緊急時対応
- 健康診断の補助
- 保護者の健康相談
配置基準
- 認可保育所: 0歳児9人以上で1名(目安)
- 病児保育施設: 必須
- 大規模園: 複数配置も
日常の連携
朝のミーティング
- 体調不良者の共有
- 服薬中の子の確認
- 注意事項の共有
健康観察の連携
- 保育士: 全体の様子
- 看護師: 個別の医療観察
- 互いの観察を共有
記録の共有
- 連絡帳
- 健康観察表
- 体調記録
観察項目
朝の観察
- 体温
- 顔色
- 食欲(朝ご飯の様子)
- 機嫌
- 鼻水・咳
日中の観察
- 活動への参加度
- 食事の量
- 水分摂取
- 排泄(回数・状態)
異常時の判断
- 38.5度以上の発熱
- 呼吸困難
- 嘔吐
- 強い腹痛
これらは即看護師に報告し、保護者連絡。
与薬対応
与薬の原則
- 医師の指示書必須
- 保護者からの依頼
- 看護師が中心
- 保育士は補助
与薬の実際
- 食前・食後・食間の確認
- 飲ませ方(粉薬・水薬)
- アレルギー確認
- 保育士・看護師ダブルチェック
リスク管理
- 与え忘れ
- 与え間違い
- 飲み込めなかった
これらを防ぐため、必ず複数体制で確認。
緊急時連携
緊急時の役割分担
- 保育士: 全体の安全確保・他児の見守り
- 看護師: 当該児の医療的対応
- 主任: 保護者連絡・救急要請
救急要請の判断
- 意識消失
- 痙攣
- 呼吸困難
- 大量出血
- アナフィラキシー
マニュアル
- 緊急時連絡表
- 保護者連絡先
- かかりつけ医
- 救急搬送先
感染症対応
感染症の種類
- インフルエンザ
- ノロウイルス
- 手足口病
- アデノウイルス
- コロナ
- 水疱瘡
- おたふくかぜ
対応の流れ
- 看護師の判断
- 保育士による隔離
- 保護者連絡
- 全保育士・保護者への周知
- 消毒・予防策
出席停止期間
各感染症で異なる。看護師が判断・指示。
体験談
ケース1: 28歳・認可保育所5年目
「看護師との連携で、ノロ流行を最小限に抑えた。早期発見・早期隔離が功を奏した。」
ケース2: 32歳・認可保育所7年目
「与薬ミス防止のため、看護師とのダブルチェックを徹底。10年事故ゼロ。」
ケース3: 35歳・主任10年目
「看護師との朝ミーティングを義務化。全職員の健康管理意識が変わった。」
まとめ
園看護師は、保育園の医療連携の中核。保育士との連携が、子どもの健康と安全を守ります。
朝のミーティング・健康観察の共有・与薬のダブルチェック・緊急時の役割分担——日常の連携を丁寧に行うことで、子どもの命を守れます。
園看護師がいない園もありますが、その場合は近隣医療機関との連携を強化。あなたの園の医療連携体制を改めて確認してください。
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最終更新日: 2026-04-30
執筆: こえば編集部 保育ライターチーム