資格・スキル
危険物取扱者・消防設備士…

危険物取扱者・消防設備士|建設現場の安全資格

危険物取扱者・消防設備士|建設現場の安全資格

危険物取扱者・消防設備士は、建設現場の安全管理に関わる国家資格。建設工事中の危険物管理、完成後の消防設備の点検整備に必要です。

この記事では、両資格の取得方法・建設現場での活用を解説します。


あわせて読みたい

  • 玉掛け・車両系建設機械|現場の必須技能講習
  • 建設業の資格完全ガイド|施工管理技士・建築士・職人系の取り方
  • 建設業のヒヤリハット報告|事故防止の仕組み

目次

両資格の概要

危険物取扱者

  • 国家資格(消防法)
  • 危険物の取扱・管理
  • 甲種・乙種・丙種

消防設備士

  • 国家資格(消防法)
  • 消防設備の工事・整備
  • 甲種・乙種

業務範囲

  • ガソリン・軽油・塗料の取扱
  • スプリンクラー・火災報知器の工事
  • 危険物保有施設の管理

業界での位置づけ

  • 安全管理の専門
  • 設備工事業者の必須
  • 安全衛生管理者

危険物取扱者

甲種

  • すべての危険物
  • 大規模施設の管理
  • 受験資格: 大学(化学系)卒等

乙種(類別)

  • 第1類〜第6類の特定危険物
  • 受験資格不問

丙種

  • ガソリン・軽油等限定
  • 受験資格不問

受験者数

  • 年間約30万人(全種類合計)
  • 合格率: 甲種30%、乙種40-60%

試験形式

  • マークシート(乙種・丙種)
  • 物理・化学+法令+性質

受験料

  • 甲種: 6,600円
  • 乙種: 4,600円
  • 丙種: 3,700円

危険物の取扱に必須。


消防設備士

甲種(工事+整備)

  • 第1類〜第5類の消防設備
  • 工事+整備可能

乙種(整備のみ)

  • 整備のみ可能

主な対象設備

  • 第1類: 消火器
  • 第2類: スプリンクラー設備等
  • 第3類: 自動火災報知設備
  • 第4類: 消火栓設備
  • 第5類: 排煙設備等

受験資格

甲種

  • 学歴+実務経験
  • 1級・2級電気工事士保有
  • 1級・2級建築施工管理技士保有

乙種

  • 不問

試験形式

  • マークシート+記述
  • 法令+構造+機能

受験料

  • 甲種: 5,700円
  • 乙種: 4,400円

消防設備工事の専門。


試験対策

危険物取扱者の対策

  • 過去問演習
  • 化学・物理の基礎
  • 法令の暗記

消防設備士の対策

  • 設備の構造理解
  • 消防法令
  • 実技対策(甲種)

学習期間

  • 危険物取扱者: 1〜3か月
  • 消防設備士: 2〜6か月

学習教材

  • 市販テキスト
  • 通信講座
  • 過去問題集

試験頻度

  • 各都道府県で年に複数回開催
  • 自分の都合で受験可能

学習負担は比較的軽め。


建設現場での活用

危険物取扱者の活用

  • 工事現場の塗料管理
  • 燃料・潤滑油の管理
  • 危険物保有施設工事

消防設備士の活用

  • スプリンクラー工事
  • 火災報知設備工事
  • 排煙設備工事

建築工事での必要性

  • 大規模物件の消防設備工事
  • 完成後の点検整備

関連業界

  • 設備工事業者(必須)
  • 防災設備会社
  • ガソリンスタンド工事

建設現場の安全に直結する資格。


取得後のキャリア

危険物取扱者

主な就職先

  • ガソリンスタンド
  • 化学工場
  • 設備工事業者
  • 危険物製造業

キャリアパス

  • 新人→主任→危険物保安監督者
  • 独立(消防設備会社)

消防設備士

主な就職先

  • 消防設備工事業者
  • ビル管理会社
  • 設備工事業者

キャリアパス

  • 工事担当→主任→経営層
  • 独立(消防設備会社)

両資格は安定的なキャリア。


年収アップ効果

危険物取扱者

月手当

  • 月1〜3万円

業態別の年収

  • 取得前: 380〜480万円
  • 取得後: 420〜520万円

消防設備士

月手当

  • 月2〜5万円

業態別の年収

  • 取得前: 400〜500万円
  • 取得後: 450〜600万円

独立

  • 消防設備会社独立: 年収800〜1,500万円

Wライセンス効果

  • 1級電気工事施工管理技士+消防設備士: 年収700〜900万円

専門特化での評価向上。


体験談

ケース1: 28歳・電気工事士+消防設備士甲種

「電気工事士+消防設備士甲種。スプリンクラー工事の専門で年収+50万円。」

ケース2: 35歳・消防設備会社独立

「設備会社15年+消防設備士で独立。年収1,200万円。」

ケース3: 32歳・危険物取扱者乙種

「設備工事会社で乙種取得。月手当+1.5万円。」

ケース4: 40歳・消防設備士甲種+1級電気工事施工管理

「Wライセンスで設備工事の専門家。年収800万円。」

ケース5: 50歳・消防設備会社経営

「消防設備士+経営で会社経営。年商5,000万円・年収1,300万円。」


まとめ

危険物取扱者・消防設備士は、建設現場の安全管理に関わる国家資格。建設工事中の危険物管理、完成後の消防設備の点検整備に必要です。

学習期間1〜6か月、受験料5,000〜7,000円。年収アップ月1〜5万円、Wライセンスで独自のポジション構築。

電気工事業者・設備工事業者・消防設備会社で活躍可能。独立して消防設備会社経営の道も開けます。


関連記事

  • 玉掛け・車両系建設機械|現場の必須技能講習
  • 建設業の資格完全ガイド|施工管理技士・建築士・職人系の取り方
  • 建設業のヒヤリハット報告|事故防止の仕組み
  • サブコン(専門工事業者)|電気・空調・配管の働き方
  • 建設業のキャリアパス完全ガイド|職人・施工管理・独立の道

最終更新日: 2026-04-29
執筆: こえば編集部 建設ライターチーム

現場のリアルを確かめてみませんか

こえばには、全国472,000件以上の医療・介護施設情報と、現場で働く建設の口コミが集まっています。気になる職場を直接のぞいてみましょう。

口コミを読む 口コミを書く

口コミを1件投稿すると、全口コミが2週間無料で読めます。

最終確認日:
口コミを通報する

誹謗中傷・虚偽・個人情報漏洩などの問題がある口コミを通報してください。運営側で確認のうえ、利用規約に違反するものは削除します。

口コミの修正依頼

修正理由と希望する内容を記入してください。運営側で確認の上、内容を更新します(即時反映ではありません)。