建設業の職種一覧|大工・鉄筋・型枠・とびの違いを徹底比較
建設業の職種一覧|大工・鉄筋・型枠・とびの違いを徹底比較
「建設業の職人って何種類あるの?」「大工と鉄筋工ってどう違う?」——建設業を目指す方なら、職種の違いを把握することが、自分に合う仕事選びの第一歩です。建設業の職種は29業種ある建設業許可業種に対応して、20以上の専門職に分かれます。
この記事では、建設業の主要な職種を業務内容・年収・必要資格・きつさで徹底比較します。
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目次
職種一覧表
| 職種 | 平均年収 | きつさ | 将来性 | 主な業務 |
|---|---|---|---|---|
| 大工 | 380〜500万円 | 高 | 中 | 木造躯体・内装下地 |
| とび | 400〜550万円 | 高 | 高 | 仮設・建方・高所 |
| 鉄筋 | 380〜500万円 | 高 | 中 | 鉄筋組立 |
| 型枠 | 400〜520万円 | 高 | 中 | 型枠組立解体 |
| 左官 | 380〜480万円 | 中 | 中 | モルタル・タイル下地 |
| 内装 | 350〜450万円 | 中 | 中 | クロス・床・天井 |
| 塗装 | 350〜450万円 | 中 | 中 | 塗装・防水 |
| 電気 | 400〜550万円 | 中 | 高 | 配線・盤・照明 |
| 配管 | 380〜500万円 | 中 | 高 | 給排水・ガス |
| 空調 | 400〜520万円 | 中 | 高 | 空調・換気 |
| 解体 | 400〜520万円 | 高 | 高 | 解体撤去 |
| 造園 | 350〜450万円 | 中 | 中 | 外構・庭園 |
| 施工管理 | 500〜800万円 | 高 | 高 | 現場管理 |
| 建築士 | 500〜800万円 | 中 | 高 | 設計・監理 |
| 営業 | 400〜700万円 | 中 | 中 | 受注獲得 |
| 積算 | 400〜600万円 | 低 | 中 | 工事費計算 |
| 測量 | 400〜600万円 | 中 | 高 | 測量・GIS |
躯体系職種
大工(建築大工)
- 業務: 木造の躯体・内装下地
- 必要資格: 建築大工技能士
- 特徴: 木造住宅・木造アパートで活躍
とび職
- 業務: 鉄骨建方・仮設足場・コンクリート打設補助
- 必要資格: とび技能士・足場の組立て等作業主任者
- 特徴: 高所作業の専門家
鉄筋工
- 業務: 設計図通りに鉄筋を組み立てる
- 必要資格: 鉄筋施工技能士
- 特徴: RC造現場の中核
型枠工
- 業務: コンクリート型枠の組立解体
- 必要資格: 型枠施工技能士
- 特徴: 解体時の埃・型枠材の重量
仕上系職種
左官工
- 業務: モルタル・コンクリート・タイル下地
- 必要資格: 左官技能士
- 特徴: 手作業の技術職
内装工(内装仕上工)
- 業務: クロス・フローリング・天井・建具
- 必要資格: 表装技能士・内装仕上施工技能士
- 特徴: 屋内作業中心
塗装工
- 業務: 塗装・吹付・防水
- 必要資格: 塗装技能士
- 特徴: 高所もあるが、屋内仕上も多い
タイル工
- 業務: 床・壁のタイル貼り
- 必要資格: タイル張り技能士
- 特徴: 緻密な作業
建具工
- 業務: ドア・サッシ・窓の取付
- 必要資格: 建具製作技能士
- 特徴: 工場と現場の二段構え
設備系職種
電気工事士
- 業務: 配線・盤・照明・コンセント
- 必要資格: 第一種・第二種電気工事士
- 特徴: 資格必須の独占業務
配管工(給排水)
- 業務: 給排水・ガス・空調配管
- 必要資格: 給水装置工事主任技術者・配管技能士
- 特徴: 設備サブコンで活躍
空調工
- 業務: エアコン・換気・冷暖房
- 必要資格: 冷凍機械責任者
- 特徴: 工程が複雑
通信工
- 業務: LAN・電話・防災設備
- 必要資格: 工事担任者・電気通信工事担任者
- 特徴: IT化に伴う成長分野
消防設備士
- 業務: スプリンクラー・火災報知器
- 必要資格: 消防設備士
- 特徴: 法令必須
外構・土木系職種
土木技術者
- 業務: 道路・橋・トンネル・河川
- 必要資格: 土木施工管理技士
- 特徴: 公共工事中心
造園工
- 業務: 庭園・公園・街路樹・外構
- 必要資格: 造園技能士・造園施工管理技士
- 特徴: 季節要素強い
解体工
- 業務: 建物解体・産廃処理
- 必要資格: 解体工事業登録・建設リサイクル
- 特徴: 老朽化対応で需要急増
舗装工
- 業務: 道路アスファルト・コンクリート舗装
- 必要資格: 舗装施工管理技術者
- 特徴: 公共工事中心
管理・設計系職種
施工管理(現場監督)
- 業務: 工程・品質・安全・原価管理
- 必要資格: 1級・2級施工管理技士(建築・土木・電気・管)
- 特徴: 4分野の専門領域
建築士(設計士)
- 業務: 建物の設計・監理
- 必要資格: 1級・2級・木造建築士
- 特徴: 国家資格必須の独占業務
構造設計
- 業務: 構造計算・耐震
- 必要資格: 構造設計1級建築士
- 特徴: 専門特化の高給職
設備設計
- 業務: 電気・空調・給排水の設計
- 必要資格: 設備設計1級建築士
- 特徴: 専門特化
積算
- 業務: 工事費の見積・原価計算
- 必要資格: 建築積算士
- 特徴: 内勤中心
測量士
- 業務: 土地・建物の測量
- 必要資格: 測量士・測量士補
- 特徴: GIS・GPS化で進化中
CAD・BIMオペレーター
- 業務: 設計図面の作成
- 必要資格: AutoCAD・Revit認定
- 特徴: 在宅可能な職種
営業・事務系職種
建設営業
- 業務: 工事受注・施主対応
- 必要資格: 宅建士があると有利
- 特徴: 施工知識+営業力
建材メーカー営業
- 業務: 建材の販売
- 必要資格: 製品関連資格
- 特徴: BtoB営業
施工管理事務
- 業務: 書類管理・経理・購買
- 必要資格: 簿記・MOS
- 特徴: 内勤中心
安全・品質管理
- 業務: 安全パトロール・品質検査
- 必要資格: 安全衛生管理者・品質管理検定
- 特徴: 専門特化
職種選びの判断軸
体力派
→ 大工・とび・鉄筋・型枠・解体
技極派
→ 大工・左官・建具・塗装
段取り派
→ 施工管理・現場代理人
屋内派
→ 内装・設備・設計・CAD
屋外派
→ 土木・造園・舗装
専門特化派
→ 電気・配管・空調・建築士
コミュ派
→ 営業・建材メーカー
将来性のある職種
高い将来性
- 電気工事士(EV普及・スマートハウス)
- 配管工(老朽化更新需要)
- 解体工(老朽建物増加)
- 施工管理(人材不足)
- 建築士(BIM対応で高度化)
- 測量士(GIS・GPS進化)
中程度
- 大工・左官・塗装(住宅需要は安定)
- 内装(リフォーム需要)
- 営業・建材メーカー
注意が必要
- 軽微な業務(アプリ・ロボット代替リスク)
- 単純解体(機械化進行)
まとめ
建設業の職種は20以上に分かれ、それぞれ業務内容・年収・必要資格・将来性が異なります。自分の体力・性格・キャリア目標に合わせて、適性のある職種を選ぶことが、長く活躍できるキャリアの基盤です。
職種一覧表で全体像を把握した上で、施設見学・体験就労で具体的な雰囲気を感じてから、職種を決めてください。
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最終更新日: 2026-04-29
執筆: こえば編集部 建設ライターチーム