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建設業の休日数|業態別の…

建設業の休日数|業態別の年間休日比較

建設業の休日数|業態別の年間休日比較

「建設業ってどれくらい休めるの?」「業態で休日数は違う?」——多くの建設業従事者・転職検討者が気になるテーマです。建設業の年間休日は90〜130日と幅広く、業態で大きく異なります。

この記事では、建設業の休日数を、業態別・実質日数で比較解説します。


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目次

建設業の年間休日

業界平均

  • 建設業全体: 105日
  • 全産業平均: 117日
  • 差: 12日少ない

業態別の傾向

  • スーゼネ: 120〜130日
  • 準大手: 110〜125日
  • 中堅: 100〜115日
  • 中小: 90〜105日
  • 工務店: 85〜100日

業界の課題

他産業より休日少ない。改善が業界全体の課題。

業態選択で休日が大きく変わります。


スーパーゼネコン

年間休日

  • 大林組: 125〜130日
  • 大成建設: 120〜125日
  • 鹿島建設: 125〜130日
  • 清水建設: 120〜125日
  • 竹中工務店: 120〜125日

構成

  • 完全週休2日(土日休み)
  • GW(5〜10日)
  • お盆(5〜7日)
  • 年末年始(7〜10日)
  • 法定休日

特徴

  • 業界最高水準
  • 制度として浸透
  • 有給も取りやすい

実質休日(有給込み)

  • 年間140〜150日

スーゼネは業界最高水準の休日数。


準大手・中堅ゼネコン

準大手

  • 長谷工: 120〜125日
  • 前田建設: 115〜120日
  • 西松建設: 115〜120日

中堅ゼネコン

  • 105〜115日
  • 4週8休が標準

構成

  • 4週8休 or 完全週休2日
  • 長期休暇

改善傾向

  • 完全週休2日への移行
  • 4週8休の徹底

スーゼネの90〜95%水準。


中小ゼネコン・工務店

中小ゼネコン

  • 95〜105日
  • 4週6休が多い

工務店

  • 85〜100日
  • 4週6休 or 4週8休

構成

  • 4週6休 or 4週8休
  • 長期休暇は短め

課題

  • 業界平均より少なめ
  • 改善遅れ

改善の動き

  • 4週8休への移行
  • 完全週休2日への試行

中小・工務店は休日確保が課題。


サブコン

大手サブコン

  • きんでん・関電工: 115〜125日
  • 高砂熱学: 115〜120日

中小サブコン

  • 95〜110日
  • 業態次第で変動

専門領域別

  • 電気: 110〜120日
  • 空調: 110〜120日
  • 配管: 105〜115日

特徴

  • ゼネコンより少なめ
  • 専門領域での対応

サブコンは大手と中小で差。


設計事務所

組織系

  • 日建設計: 120〜125日
  • 三菱地所設計: 120〜125日
  • 日本設計: 115〜120日

アトリエ系

  • 大手アトリエ: 105〜115日
  • 中小アトリエ: 95〜110日

特徴

  • 組織系は休日多め
  • アトリエ系はプロジェクト次第

組織系設計事務所は労働環境良好。


週休2日制の普及

完全週休2日(土日休み)

  • スーゼネ: 100%
  • 準大手: 70〜80%
  • 中堅: 30〜50%
  • 中小: 10〜20%

4週8休

  • 中堅: 60〜80%
  • 中小: 40〜60%

4週6休

  • 中堅: 10〜20%
  • 中小: 30〜40%

国の推進

  • 国土交通省「週休2日工事」
  • 公共工事での週休2日対応

改革の動き

  • 業界全体で完全週休2日へ
  • 大手から中小へ波及

週休2日制が業界改革の核。


長期休暇

GW

  • カレンダー4〜10日
  • スーゼネ: 連休促進
  • 中小: カレンダー通り

お盆

  • 5〜7日
  • 業界全体で慣習化

年末年始

  • 7〜10日
  • 業界共通

夏季休暇(個別)

  • スーゼネ: 5〜7日付与
  • 中小: なし

計画有給

  • 大手: 計画的取得
  • 中小: 個別判断

長期休暇の取得が、家族との時間確保の鍵。


有給含めた実質休日

スーゼネ(120日+有給15日)

  • 実質135日
  • 月平均11日

準大手(115日+有給12日)

  • 実質127日
  • 月平均10日

中堅(110日+有給10日)

  • 実質120日

中小(100日+有給5日)

  • 実質105日
  • 月平均8日

業態間の差

スーゼネと中小で、実質休日が30日も違う。

有給も含めた実質休日数が、本当のワークライフバランスの指標。


休日確保の戦略

1. 業態選択

スーゼネ・準大手志向。

2. 完全週休2日の会社

求人票で確認。

3. 有給取得率の高い会社

OB訪問・口コミで確認。

4. 計画有給

会社全体で計画的取得。

5. 長期休暇との組合せ

連休でリフレッシュ。

6. 半休の活用

短時間でも有給活用。

7. ICT施工管理アプリ

業務効率化で休日確保。

8. 上司・同僚との関係

休む人をカバーする文化。

戦略的に休日を確保することが、長期キャリアの基盤。


体験談

ケース1: 35歳・スーゼネ施工管理(年135日休み)

「完全週休2日+有給12日。家族との時間確保。子どもの行事に参加できる。」

ケース2: 42歳・中堅ゼネコン現場代理人(年115日休み)

「4週8休+有給8日。GW・お盆・年末年始は連休確保。」

ケース3: 28歳・中小工務店施工管理(年95日休み)

「4週6休+有給ほぼ未取得。ホワイトな会社への転職検討中。」

ケース4: 38歳・組織系設計事務所(年125日休み)

「日建設計勤務。完全週休2日+有給12日。設計に集中できる環境。」

ケース5: 50歳・公務員技師(年135日休み)

「都道府県職員。完全週休2日+有給20日。安定した働き方。」


まとめ

建設業の年間休日は、スーゼネの120〜130日から中小工務店の85〜100日まで、業態で30〜40日の差があります。有給も含めた実質休日では、業態間で40〜50日の差。

完全週休2日制は大手中心に拡大、中小・工務店は4週6休が多い現状。業界全体で改革は進行中ですが、業態選択が休日確保に直結します。

これから建設業に入る方、現役で働く方は、業態の年間休日・有給取得率を確認した上で、長期的なワークライフバランスを実現する選択をしてください。


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最終更新日: 2026-04-29
執筆: こえば編集部 建設ライターチーム

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